柔道整復師の転職、新卒就職先選び方

就職・転職

選択肢が多くて迷うこともあるかもしれませんが、ご自身の希望を明確にすることで、より良い職場選びができるかと思います。
主な就職先の種類と、決める際のポイント自身の経験についてご案内します。

柔道整復師の主な就職先として資格を活かせる場所は多岐にわたります。

主に5つに分けられると思います。

①接骨院・整骨

最も一般的な就職先です。
TAKE先生自身も現在、3社目ですが整骨院勤務のみです。

打撲、捻挫、骨折(応急処置)、脱臼(応急処置)などの外傷に対する施術を行います。
最近では、自由診療(例として美容、姿勢矯正)に力を入れている院もあります。

最近では、EMSや痩身など本来の業務から外れているのでは?と思わせてくれる院も多数あります。(笑

②病院・クリニック(整形外科)など

医師の指示のもと、リハビリテーション科などで、機能訓練や回復訓練などを行います。
レントゲンやエコーなどの診察力の向上が望めます。
他の医療専門職(Dr、理学療法士、看護師などと連携して働くことができます。
また整形外科のドクターとの貴重なかかわりが作れる職場だといえます。

③介護施設(特別養護老人ホーム、デイサービスなど

「機能訓練指導員」として、高齢者の機能維持・回復のための訓練指導やマッサージなどを行います。
介護の分野に広く携わりたい方に適しています。

④スポーツ関連、スポーツチーム専属トレーナー、フィットネスジム

スポーツ選手のケガの応急処置、リハビリテーション、コンディショニングサポートなどを行います。

プロチームや実業団は求人が少なく、実績や人脈が必要になる場合もあります。

実際には、スポーツトレーナーの資格もありますので柔道整復師の資格以外にも勉強したり経験を積むことが必須になるといえます

リラクゼーションサロン・エステサロン

体の構造に関する知識を活かして、エステティシャンやセラピストとして働くこともあります。
これも資格そのものが必要なわけではありません。民間資格と言われるセラピスト資格になりますので別に勉強と経験が必要になります。

☆ご自身が「何を優先するか」「何をしたいか」「将来を考えること」を明確にすることが重要と考えています。

会社に勤めるということは、理念やルールが決められていると思います。
会社の目指す方向や大切にしていることがご自身とずれていると仕事がやりにくくなります。
仕事をしていてもやる気にならないこともあると思います。

選ぶ項目はいくつもあります

◾️技術、知識に特化している整骨院に勤めて学びたい
◾️休みを多く拘束時間を少なくしてプライベートの時間を重要にしたい
◾️給料や福利厚生に力を入れているところを選びたい
◾️社員同士の風通りの良さを売りにしている環境が良い


など様々なものがあると思います。

どれが1番大切なのかは、本人次第であると思います。
しかし、自身の経験から言えることは
全てを同時に叶えるには独立して自身の思うように成功するしかないと考えています。
技術レベルも高く、休みもしっかりあって給料ももらえるのは、雇われのうちでは全国に数社あるかないかの確率だと考えています。

自身の経験を少しお話しします。

1社目の大手整骨院グループ

自身も一年目は大手整骨院グループに勤めていました。

給料面は、業界トップクラス。
拘束時間や就業時間もしっかりと決められており守られておりましたので残業等はありませんでした。
その環境は今でも継続されていると思います。

しかし、自身の反省としては、一社しか見学をせずに自宅から近いからという理由で深く考えず就職先を決めました。
初任給や待遇だけを見て選んでしまったのでその部分が自身のやりたいこと目標との差があったのだと思います。

肝心な施術はワンパターンでやりがいもなければ技術向上がなくただ会社のマニュアルをこなして行くものでした。
患者様を良くすることよりもルール通りこなすことが正解とされている整骨院だったと思います。

無理やりルールで決められているのでスタッフ同士も上部だけの付き合いであり良い関係ではなかったと記憶しています。

会社に守られながら仕事をこなしていくのであれば問題ない場所だと思います
いわゆるホワイト企業と言われると思います。

大手整骨院のメリットデメリットはあります。
良く調べて情報を精査して選択していただきたく思います。

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