社会人になり仕事を始めると様々な理由から一度は【転職】を考えたことがある人が多いと思います。

転職を決める理由、転職活動を始める理由は人それぞれ様々あると思います。
■給料に不満がある
■現状に満足できず成長できる環境がほしい
■人間関係が良くない
■正しい評価がされていない
■労働時間が長く体力ついていけず体がしんどい
実際に昔と比べ終身雇用から転職をしてスキルアップや給料アップさせることを推奨している時代になったとも感じます。
※かつては「一つの会社で定年まで」という終身雇用が一般的でしたが、バブル崩壊以降、企業が従来の雇用慣行を維持できなくなり、転職が一般的になりました。
同じ業界内での転職に限らず全くの別職種を選ぶ方も多くいるのが現状です。

私自身もスキルアップや給料アップを求めて転職を2度経験しています。
どんな転職にも必ずあるのが【面接】です。
面接の際に必ず必要になるのが【履歴書】です。
今回は、大切な面接の際に必要になる履歴書の書き方注意すべき点、実際に採用に携わった経験からどんなところを見ているのかをまとめていきます。
内容だけ考えればエージェントが添削作成をしてくれるパターンもあります。
※登録は無料です必ず登録しましょう。
履歴書とは?目的を理解する

まず履歴書とは?
【基本情報】と【企業が見るべき最低限の情報】をまとめた書類だと思ってください
最近では、紙ベースではなくデータで送ってくださいと言われ書類選考する企業もあります。
また以前は、手書きで履歴書の記入を行っていましたがデータで作成し印刷することが ほとんどです。
エクセルを使い準備をしましょう。20〜30代の転職は、データ作成が主流(9割)などというも声もあります。
例外を除き、データ作成で問題ないでしょう。
※1社だけの面接よりも何社も面接するには、印刷の方が便利です。

自身もデータ作成し提出しました。
何社も受けたので手書きだと面倒でした
何社も受けていると付きまわしになるので志望動機などは気を付けましょう
自分は、午前午後2社受けるときに間違えたことがあります。(笑)
幸い当たり障りないことを書いていたので助かりましたが…
「基本情報」とは
■氏名、年齢、住所
■学歴
■職歴
■連絡先などの基本的なプロフィール情報
■志望動機や自己PR
特に20代の転職では、履歴書で【企業が見ているチェックポイント】は以下の項目があげられると思います。
■基本情報に不備がないか
■志望動機や自己PR
■誤字脱字がない(仕事ができるかの印象)
■写真の印象
履歴書はあなたの人柄の第一印象です。
特に多くの人数が募集しているような企業の書類選考では、何か目を引くようなものがないと難しいと考えます。
履歴書を作る

パソコンを使用して履歴書を作成する場合は、履歴書フォーマット・テンプレートをダウンロードして作成するのをおすすめします。
推奨されている内容と異なる部分があると、書きたくない項目を削除していると受け取る採用担当者もいるので、必要情報は必ず記載するようにしましょう。
日付について
■郵送やメールで送付する場合は投函日か送付日
■面接の場に持参する場合は面接日
写真について
■サイズは「タテ4cm×ヨコ3cm」
証明写真を撮る機械に履歴書用があるのでそれでいいと思います。
証明写真もデータでもらえます。
データで作成できるようになっていますね。
■使用期限は「~6ヶ月以内」
古すぎても使えません
目安は、半年と言われています。
■背景は「ホワイト・薄いブルー・薄いグレー」好印象を与える表情、スーツを心掛ける
服装も見られています。正装で撮影しましょう
最近は、スマホでも撮影できますが、画質はやはり勝てないので証明写真専用の機械の方が良いと思います。
履歴書を見た際に、最初に目に入る情報はやはり「証明写真」です。
面接は第一印象で決まる!(第一印象は「見た目(視覚情報)が55%、話し方(聴覚情報)が38%、話の内容(言語情報)が7%」というメラビアンの法則)とよく耳にするように、履歴書も同じく第一印象で大きく左右されてしまいます。
表情や髪型、服装、背景まで、細かいところに気を配り、採用担当者に好印象を与えられるような証明写真を貼りましょう。
①学歴
■履歴書全体で西暦か元号(令和・平成・昭和など)どちらかで表記を統一しましょう
どちらでも構いません
■学校名、学科は、省略せずに正式名称で記載する(「高校」ではなく「高等学校」など)
■時系列を意識する
高校→大学と入学と卒業がごちゃごちゃにならないように
■義務教育については記載しなくてよい
※ただし、最終学歴が中学校の場合は中学校卒業も記載する
②職歴
■会社名や所属部署は、省略せずに正式名称で記載する(「(株)」ではなく「株式会社」など
ここでも必ず正式名称を記入
職歴は、転職のみではなく異動などで部署が変わっている場合にも、異動年月を記載すると良いです。
会社の合併や買収、社名変更で企業名が変わった場合は、○○株式会社(現●●株式会社)と記載する。
履歴書を提出する時点で退職日が決まっている場合は「●●年●月 退職予定」と記載し最終行には「現在に至る」と記入し、その下の行に「以上」と右寄せで記載する
そして必ず時系列順に記載をする
※別に職務経歴書を作成するので何をしていたかなどは、省き職歴だけでよいです。
採用担当者はここをチェック

人事担当者に好印象をもたれる履歴書を作成するに
■応募する企業に則した自分の経験(学生時代の研究テーマや、仕事で経験したプロジェクトなど)を強調すること。
→職務経歴書で行います。
※ブランク期間が長い方であればその間に行っていたことを説明できるようにしておきましょう
③免許や資格
免許や資格は、省略せずに正式名称で記載する(「自動車免許」ではなく「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」「日商簿記」ではなく「日商簿記検定試験○級」など)
④志望動機・自己PR・趣味・特技の書き方
履歴書の重要ポイントと言ってもいいところです。
自己PRや特技は、以前行った自己分析を参考にしましょう!!
企業の理念や強みへの理解などを交えながら、「他社ではなくなぜその企業に応募しているのか」が簡潔にわかるよう記載しましょう。
また、求人票から読み取れる内容を把握し、応募するポジションに求められている人物像からズレがないよう意識しましょう。
採用担当者目線では
「当社で活躍してくれる人材かどうか」
「社員とコミュニケーション良く仕事ができるか」
も考えて見ています。
逆に言えば、経験がどれだけマッチしていても、社風や理念に合っていない方は、採用を見送る場合があります。
パソコンで作成する
ここでは「パソコン作成」を前提に手順を紹介します。
入力後必ずPDFに書き出した際にレイアウトが崩れていないか確認しましょう
添削は、エージェントに相談しましょう!!
①テンプレートをダウンロード
ダウンロードはこちら(マイナビ)
※その他サイトでも可能
②写真を準備する
6ヶ月以内と言われていますが直近に越したことはありません。
■服装は、スーツorオフィスカジュアル
※スマホアプリはNG(企業の印象が段違い)
③必要情報を記入
上記の書き方を参考に必要事項を記入していく
【ポイント】
~志望動機~
■結論→理由→将来どう貢献するか
■企業の理念・仕事内容と必ず紐付ける
【例文】
「貴社が大切にされている“顧客満足度の追求”に強く共感し、これまでの販売経験を活かしたいと考え応募いたしました。前職では個人売上で常に上位を維持し、接客評価でも表彰を受けました。今後はお客様一人ひとりのニーズを汲み取り、貴社の売上とブランド力向上に貢献したいと考えております。」
などこれまでの経験や実績がどのように生きるのかをアピールする
ご自身のタイプ分析も役立ちます。
~自己PR~
■経験を“事実ベース”で書く
■企業にどう役立つかまで書く
【例文】
「私は相手のニーズを正確に汲み取る傾聴力に強みがあります。前職ではお客様の声を分析し、提案方法を改善することで成約率を15%向上させました。貴社でもこの強みを活かし、顧客満足度の向上に貢献したいです。」
本人希望欄はしっかりと書いてよい
伝えたい条件(勤務地など)は曖昧に書かず記載しましょう
まとめ
履歴書は「あなたの人柄」を最初に伝える大事な書類です。
丁寧に作られた履歴書は、それだけで採用担当の印象が変わります。
この記事を参考に、自信を持って提出できる履歴書を作ってみてください。

完成したら必ず第三者(エージェント)に見てもらいましょう。


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